[TOUR DE FRANCE 2013] ツール・ド・フランス2013第8ステージ / チームスカイがレースを掌握 フルームが早くも総合首位へ躍進!ポルト(スカイ)2位、バルベルデ(モビスター)が3位で表彰台をピナレロが独占!

今ツール初となる難関頂上ゴールが用意された第8ステージ。1級山岳アクス・トロワ・ドメーヌに描かれたシナリオは、他を圧倒するスカイプロサイクリングの力。クリス・フルーム(イギリス)がライバルたちを大きく引き離しマイヨジョーヌの獲得に成功した。2位にはフルームのアシストを勤めたチームメイトのリッチー・ポルトが入り、3位にはアレハンドロ・バルベルデ(スペイン・モビスター)が入り、ピナレロ勢で表彰台を独占する結果となった。パイエール峠をアタックで抜け出したナイロ・クインターナ(コロンビア・モビスター)は総合8位に食い込み新人賞・敢闘賞を獲得し新人賞ジャージを得た。

ハイペースで先頭を牽くリッチー・ポルト(オーストラリア、スカイプロサイクリング): photo:A.S.O.ハイペースで先頭を牽くリッチー・ポルト(オーストラリア、スカイプロサイクリング): photo:A.S.O.

パイエール峠で飛び出したナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター): photo:A.S.O.パイエール峠で飛び出したナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター): photo:A.S.O. 新人賞・敢闘賞・ステージ9位・総合8位のナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター): photo:A.S.O新人賞・敢闘賞・ステージ9位・総合8位のナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター): photo:A.S.O

新人賞・敢闘賞・ステージ9位・総合8位のナイロ・クインターナ(コロンビア、モビスター)のコメント

山岳初日のステージの結果にとても満足している。脚も好調だったので、これを利用してアタックした。ステージ優勝も意識したが、それは一瞬だった。でも、終盤でちょっと体力が落ちた。

チームスカイはとても強かった。クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)とリッチー・ポルト(オーストラリア、スカイプロサイクリング)もいたからね。今日はチャンスを逃したけど、自分としては大騒ぎするほどではない。

このツール・ド・フランスが初めての体験で、今回はいろいろ学んでいる。また、この新人賞ジャージも大きな目標として狙っていた。こうして着ることができた。パリまでキープしたいと思う。

アクス・トロワ・ドメーヌで独走を決めたクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:Cor.Vosアクス・トロワ・ドメーヌで独走を決めたクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:Cor.Vos
マイヨジョーヌを受け取ったクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:A.S.O.マイヨジョーヌを受け取ったクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:A.S.O. 同ポイントで山岳賞も手にしたクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:A.S.O同ポイントで山岳賞も手にしたクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): photo:A.S.O ステージ優勝・総合1位・山岳賞のクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)のコメント

レースの渦中は簡単ではなかったけど、山岳初日に結果が出せた——総合優勝の候補者たちにとって実際に試練となる初日の結果だから、とても満足だ。とにかく、総合成績に大きな影響がある緒戦は心理戦になる。それに勝てた。チームとしてはステージ1位と2位、そして総合1位と2位を獲得できた。

その2位になったがリッチー・ポルト(オーストラリア)で、チームとしてはまさに夢のシナリオが実現した瞬間だった。まだまだ残りの道のりは長い。でも、少なくとも幸先の良いスタートが切れた。

今日やろうと思っていたことは、まだいくつか残っている。ツール・ド・フランスでマイヨ・ジョーヌを着用するのは、ぼくがずっと夢見たことだった。それが実現した……これ以上は求めようがない。特別な感情が湧き起こっている。
アクス・トロワ・ドメーヌを独走で駆け上がるクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): (c)Makoto.AYANOアクス・トロワ・ドメーヌを独走で駆け上がるクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング): (c)Makoto.AYANO 終盤にはもっと激しいバトルがあると予想していた。だから、こうして総合1位と2位の成績を、他の総合優勝の候補者にこれだけの差をつけることができたことに驚いている。ここまでが長かった。その分、今日は多くの収穫を得ることができた。

この成果を得るのはとてもハードだし、これがチームの今年のスケジュールでの最大の目標だった。今日ここで、このリザルトを得られて素晴らしく思う。チームとしては最初の1週を良い成績で終えようとしている。とても満足だ。このチームは、今大会のすべての上りゴールのステージと総合に絡むステージに対してかなりアドバンテージを持てたと思う。

次のタイムトライアルを迎えるにしても、本当に最高の順位で備えることができる。この順位にいる栄誉を本当に感じている。(第4ステージ)のチーム・タイムトライアルの後、かなり良い順位につけた。

マージンはほんの僅かだったにしても、今日のステージにしっかり備えることができた。山頂ゴールのステージはいくつかある。その中で、今日のステージでの優勝を狙っていて、ゴールの厳しさを利用する計画だった。

個人総合成績 マイヨジョーヌ
1位 クリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)       32h15'55"
2位 リッチー・ポルト(オーストラリア、スカイプロサイクリング)       +51"
3位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)            +1'25"