4つ目のモニュメント
フィリップ・ジルベール
"北の地獄"パリ-ルーベ制覇



“I think I did a great race today. I still have this dream to win all five Monuments and I’m getting closer.”
PHILIPPE GILBERT - Roubaix, 14th April 2019

元ロード世界チャンピオンのフィリップ・ジルベールは、凍えるような寒さの中、日曜日にフランス北部で行われた第117回Paris-Roubaix(パリ-ルーベ)で完璧な勝利を収めました。
フィリップ・ジルベールがParis-Roubaixを勝ち取ったということは、彼がそのキャリアにおいて5つのモニュメントレースのうちの4つ(Tour of Flanders、Liège-Bastogne-Liège、Il Lombardia)で勝利を収めたことを意味し、残すはMilan-Sanremo(ミラノ-サンレモ)だけです。モニュメントと呼ばれる五大クラシックすべてを制覇したのはサイクルロードレース史上3人のライダーだけです。つまりフィリップ・ジルベールはその偉大な記録に王手をかけました。


- Hell of the North -

Paris-Roubaixは別名"Hell of the North(北の地獄)"と呼ばれる最も過酷なレースのひとつです。この日も257kmに及ぶ過酷なコースの中でパンク、メカニカルトラブル、そしてクラッシュも起こる厳しい展開の連続でしたが、この日のジルベールのパフォーマンスは完璧でした。36歳のベテランはフィニッシュラインまで約23kmのところにある「Sector 6 ブルゲル〜ワヌアン」の出口でアタックを仕掛けチームメイトのランパールトを含む5人に集団を絞ることに成功します。


繰り返されるアタックの末、最終的にグループは2つに。
先頭グループを形成したジルベールとポリッツの一騎打ちはヴェロドロームに向かう15kmの間もペースが緩むことがなく、遂に二人の決戦の舞台は象徴的なRoubaixのヴェロドロームへ。ここまで均衡を保ちハイレベルな戦いを続けてきた二人でしたが、ジルベールは完全にトラックゲームを支配していました。ポリッツの後ろから強力なスプリントで勝利し6時間の過酷なレースを終えました。


「Paris-Roubaixでの勝利を試みるということは私にとって非常に大胆な選択でした。多くの人が私には不可能だと言ったんだ。だから私はこのレースに勝つ為に自分の特性を適応させ、ルーラーに変身する訓練をしなければならなかった。」





said a dusty and elated Gilbert straight after the race.
レース直後、砂埃にまみれ汚れた姿で自身の勝利を噛みしめるジルベールは言った

"I knew I was in good form, I could feel it last week. "
「自分自身のコンディションが良いってことは先週のレース(Tour of Flanders)で感じていた。」

"I think I did a great race today. I still have this dream to win all five Monuments and I’m getting closer."
「今日は素晴らしいレースだったと思う。私は5つのモニュメントすべてを勝ち取るという夢をいまだに持っていて、それにまた一歩近づけたことをうれしく思う。」




※写真はサンプルを撮影したもので、スペックやカラーなど実際の製品と異なる場合があります。
※色調はモニター画面で見るのと実際では多少違って見えますのでご了承ください。