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ピナレロ エクスペリエンス 2024 in トレヴィーゾ|NEW DOGMA F 最速試乗記

PINARELLO 2024.08.02
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NEW DOGMA Fをテストしにはるばるイタリアへ

ピナレロの故郷、イタリアのトレヴィーゾで7月中旬に開催されたグローバルディーラーミーティング「ピナレロ エクスペリエンス 2024」へ、日本から9名のショップ関係者が発表直後のNEW DOGMA Fのテストをするためにイタリアへ向かわれました。

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美術館のような演出の中で開催されたNEW DOGMA F プレゼンテーション

ピナレロ エクスペリエンス 1日目のイベントは、世界各国から集まったおよそ300名のピナレロディーラー関係者、ゲストで招かれたレジェンド・サイクリストのヤン・ウルリッヒ氏や、翌日のライドに帯同してくれるイネオス・グレナディアズのエリア・ヴィヴィアーニ選手、サルバトーレ・プッチョ選手などを交えたNEW DOGMA Fのプレゼンテーションから始まりました。

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性能だけではなく美しさも同時に追求するピナレロらしく、美術館のように絵画が飾られた展示室にピナレロの歴史を作ってきたヒストリック・バイクと共に展示される NEW DOGMA F。

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イタリアの文化に触れ、ピナレロ社の考える最良のバイクを理解するうえで、マスプロダクションの枠には収まらないエンジニアリングとデザイナーのコラボレーション、その設計手法やデザインの持つ意味を感じ取っていただけたものと思います。

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300名が全員 NEW DOGMA F に乗りドロミテ山麓のコースでテストライド

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ピナレロ エクスペリエンス2日目は、ディーラー関係者全員に準備されたお揃いウェアに身を包み、スタート地点のトレヴィーゾ旧市街にある旧ピナレロショップ前の広場に集合です。
広場にはイネオス・グレナディアズのチームバスがメカニックサービスを展開し、参加者のバイク調整に余念がありません。そして地元警察とチームカーの先導で、トレヴィーゾで活動する地元クラブチーム「チーム・グランフォンド ピナレロ」のメンバーをライドリーダーに、トレヴィーゾ郊外のドロミテ山麓地域までテストライドがスタートしました。

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ジロ・デ・イタリアのステージにもなる峠や高速域での集団走行、平坦な直線、横風が吹く開けた区間、緩急さまざまな勾配が続く山岳地帯、荒れた舗装の田舎道、ほぼグラベルな未舗装路、石畳の市街地など、、、あらゆるシチュエーションを試すことが出来るコースレイアウトでNEW DOGMA Fの性能を思う存分試していただきました。
次章では、日ごろから様々なロードバイクに触れているショップスタッフが語る、リアルなNEW DOGMA Fインプレッションをご紹介させていただきます。

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ショップスタッフ|NEW DOGMA Fインプレッション

日本から参加された各ショップスタッフさんから、今回のテストライドで100km/1,000mUPの距離を走行してのライドレポートをいただいているので紹介させていただきます。

サイクルショップシナノ様

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NEW DOGMA Fを受け取って:バイクの受け取り場所には新型DOGMA Fが約300台以上並び、その光景は圧巻でした!やっぱり実車を手にするとテンション上がります~♪ 当然、自転車好きが集まると急遽予定にはなかったテストライドに行こうという話になりますよね(笑)少しの時間ですがトレヴィーゾ旧市街まで散策程度のライドへ出掛けました。

日曜日の本番ライドを終えて:新型DOGMA Fの性能面についてですが、新型DOGMA Fはとにかくよく進み、ギアもいつもより2段ほど軽い感じがしました!実際に途中でペースが上がり50kmほどになっていた時も『あれ?力を入れてないのにこんなにスピードが出てる』と思いました。
カーボン素材が変わり、以前のDOGMA Fに比べて立ち上がりが早いだけでなく、高速域のスピード維持も楽にできるようになっています。フレームが硬いと言われていますが突き上げるような嫌な硬さではなくしばらくするとDOGMA Fに乗っているのを忘れるほどです。
これはオールラウンドに使える一台だなと思いました!

サイクルショップシナノ:ショップブログ

ワイズロード神戸店様

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NEW DOGMA Fを受け取って:まず初めに感じたのは明らかに新型が軽いと感じれるレベルだと感動しました。また新しいバイクというのは毎回どんな乗り味なんだろう。どんな走りをしてくれるんだろうと高揚感を与えてくれて早く外に乗りに行きたいと思わせてくれます。

日曜日の本番ライドを終えて:乗った時にはよく言われる『硬い』と感じます。しかしよくエアロ系のフレームで感じる嫌な硬さではありません。 BB周りの剛性の実際数値的にも上がっていますが気持ち悪いくらい進みます。自分はペダル型パワーメータを使用しているので今回のライドもパワーを見ながら走っていましたが、平坦路でスピードはいつもより出ているのにパワーはいつもと変わらずでした。つまりフレーム性能で数キロ速く走れています。風向き等ももちろん関係はあると思いますがその時は明らかに横風で追い風ではありませんでした。
今現在、私は24年モデルのDOGMA Fに乗っていますが、この新型でヘッド、フォーク周りからワイヤールーティンを見直し、見た目は一緒ですが中は大幅に変更されています。その影響でハンドリングが非常によくなりブレーキング時の安定感も非常によくなっています。慣れない土地。さらには初めての海外で右側通行で走りにくい環境ながら安心してコーナーや下りをクリアできました。中々文章にするのは難しいですが本当にすごい進化と感じさせられお金さえあれば自分は買い替えたいと思いました。
イタリアは正直路面が非常に悪いと思っていましたが、割とそんなことはなく日本の少しだけ荒れた道が無限に続く感じでした。そこで感じたのが小さな突き上げや海外である車のスピード出しすぎを予防する段差などを乗り越えた時に感じましたがそういった振動は明らかに前作DOGMA Fに比べさらに良くなっています。前作も他メーカーから乗り換え感動したのに今作はそれをさらに改善しています。
カーボン素材の変更でさらに改善がされたのかは定かではないが、今まで様々なバイクを試乗しましたがその中で1番の吸収性と思います。今後試乗会などが全国各地であるかと思いますので騙されたと思って乗ってみていただきたいです。

ワイズロード神戸店:スタッフブログ

サイクルショップカンザキ 吹田店様

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NEW DOGMA Fを受け取って:すぐに軽く流してみましたがめちゃくちゃ走ります!
凄い剛性感なのですが不快な固さは感じませんでした。直進安定性が高く、ステアリングも素直でとても乗りやすいと感じました。BB回りの剛性感が高く、かかりが抜群に良い。ホイールのおかげか、振動吸収性も高く感じます。

日曜日の本番ライドを終えて:このバイクでなければ完走できなかったと言っても過言では無いです。平坦でも速いですし、上りでもかなり助けてもらえたと思います。とにかくよく走るのに足に負担の少ない、優れたバイクだと思いました。

カトーサイクル様

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NEW DOGMA Fを受け取って:非常にカッコいい!この一言につきました!想像以上に軽量でとくにフロントの重量が少ない印象でした!

日曜日の本番ライドを終えて:新型ドグマは前作に比べ直進安定性が格段に良くなりました!平坦でもアップダウンのあるコースでもよどみなく進んでいき、フィーリングはとても良かったです!

ワイズロード川崎店・ピナレロルーム様

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NEW DOGMA Fを受け取って:軽い!かっこいい!美しい!

日曜日の本番ライドを終えて:先代Fと比べてM40xにマテリアル変更したことでより反応が良く乗ってすぐに「速さ」を感じることができました。
登りではハンドル周りを中心とした軽量化により「軽く」なったことを感じバイクが振りやすくなっています。そして、フォークレイクの見直しがあったからか、下りなどのハイスピードでの「安定感」が増した印象を持ちました。新型DogmaFレーシングバイクなのでより速さを求め、剛性感が増した印象を感じることができました。おかげで非常に速いのですが、前作に比べると快適性が少なくなっている感じがします。ただ、新型DogmaFは700x30cまで対応するため、快適性を求める方はタイヤで工夫するのがいいと思います。
近年のレースシーンでも30cが当たり前となっているので、そのようなトレンドの組み合わせからの機材の組み合わせを考えるのもいいでしょう。

ワイズロード川崎店・ピナレロルーム:スタッフブログ

ペダリスト ピナレロショップ青山様

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NEW DOGMA Fを受け取って:10日前の転倒でお尻を強打してライドに不安があったが、軽く乗っただけでメチャクチャ良いのが分かります。身体の方は痛みはあるが我慢できない程ではない。
それよりも、Newドグマの素晴らしさに軽く乗るつもりが予想以上の距離を乗ってしまいました。明日のライド、どこまで走れるか分かりませんが、このフレームなら行けそうです。

日曜日の本番ライドを終えて:前日のポジション出しの簡単な走行でも、このフレームの良さを感じましたが、この段階で本当にメチャクチャ良いと確信しました。とにかく進みます。ギアが2枚くらい軽く感じます。硬さを感じることなく、回したら回しただけ進み、踏んだら踏んだ分だけ進むバイクです。また、直進安定性も高く、高密度な集団内でも安心して走れます。
50km超まで速度が上がりますが、自分が強くなったのではと勘違いするほど楽に走れます。今回のドグマFは、過去最高の完成度と言っても過言ではありません。
私はドグマファンを自称しており、ドグマ60.1から乗り続けています。また、他メーカーのバイクもそれなりの台数に乗ってきました。その中でも今回のドグマは、忖度なしで最高のバイクと言い切れます。 私感ですが、ピナレロの特性として、乗った瞬間に「これは良い」とすぐには分かりにくい傾向にありました。
しかしながら、今回のフレームは乗った瞬間に「これは良い!」と感動できるバイクです。軽やかさが明らかに前作と違います。漕ぎ出しでギア2枚は軽く感じます。出だしが軽くトップスピードに早く到達するバイクは、トップスピードの維持が難しい傾向にあります。
そのようなバイクは、クリテリウムやストップ&ゴーが頻繁にある市街地では良いのですが、エンデューロやロングライドでの集団走行ではきついと思われるシチュエーションに遭遇することが多くありました。しかし、今回のドグマFは立ち上がりが良いだけでなく、高速域のスピード維持も楽にできます。これはエンデューロ、ロングライド、そしてレースにおいて大きな武器になるのは間違いありません。 前記しましたが、集団の速度がどんどん上がり50kmを超えても「あれ?」と思うほどの感覚で、そこからさらに速度が上がっても足も、心肺も余力を残しているほどです。
コース上には斜度13%が長く続く上りがあり、様々なシチュエーションが用意されていました。上りが苦手な私でも、このフレームなら富士ヒルに再度チャレンジしてみようかなと勘違いしてしまうほどです。シッティングでもダンシングでも、踏んだ分以上に進んでくれます。
おしりの打撲が完璧になっていないのに、折角来たのだからとかなり無理をしてテストライドしたのですが、ハードな上りもあるタフなコースを無事完走できたのは機材のお陰であることは間違いありません。

ペダリスト ピナレロショップ青山:ニュース

ノースバイシクル北海道様

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NEW DOGMA Fを受け取って:まずは、軽さに感動しました。そして、すぐに乗り出していました。

日曜日の本番ライドを終えて:速く走れる車体なのは間違いありません。前モデルのDOGMAにしっかりと乗り込んだことがないので比較はできないのですが、新型DOGMAでフォーカスされているエアロの向上という点は感じることができたと思います。郊外では風が強いエリアもあったのですが、そこでも風を切り裂いて進むような感覚には驚きました。また、車体は軽いのにも関わらず、車体が安定していてハンドリングもしやすく高速走行時にも安心感がありました。巡航速度40km/h超えの方達への車体ですね。

シルベストサイクル梅田店様

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NEW DOGMA Fを受け取って:全世代のDOGMA Fも軽量化が進んだ印象でしたが新しいドグマはさらに軽量化が進んでおり、走りの変化に期待感が高まりました。

日曜日の本番ライドを終えて:ライド中は新しいDOGMA Fの性能をしっかり確かめようと集中しました。終始和やかな雰囲気であったこともありただただ新しいDOGMA Fの走りを楽しむことができ、そのおかげで更に新しいDOGMA Fの走りの良さを実感することができました。
軽量化の影響もあると思いますが、一言で言うと「速い」です。速いバイクとしての完成度がさらに高まった印象でした。
ライドの際も加速した時や巡航、ダンシングの際も走りの軽さ、速さを実感することができました。


ピナレロ エクスペリエンスに参加された各ショップの店頭では、もっと詳しくNEW DOGMA Fについて知ることができます。ピナレロ本社訪問や近隣にある弊社取引先のカンパニョーロ、フルクラム、フィジーク、エリートの本社も訪問されていますので、現地で体験してきたお話も伺えると思います。ぜひ店頭でスタッフさんにお声掛けください!

サイクルショップシナノ:ショップHP
ワイズロード神戸店:ショップHP
サイクルショップカンザキ 吹田店:ショップHP
カトーサイクル:ショップHP
ワイズロード川崎店・ピナレロルーム:ショップHP
ペダリスト ピナレロショップ青山:ショップHP
ノースバイシクル北海道:ショップHP
シルベストサイクル梅田店:ショップHP

(順不同)

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フレームの保証登録や各種お問い合わせは、以下のリンクよりお進みください。

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