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【フィジーク:カスタムサドル】One-to-Oneカスタムサドル計測から製造、取り付けまでのフロー。

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  • 特集

One-to-Oneカスタムサドル
計測から製造工程の裏側
取り付けまでのフロー

fizik-onetoone-logo

About One-to-One

先進の3Dプリントパディング・テクノロジーを利用して、驚異的な快適性と安定性をもたらすADAPTIVEシリーズをさらに進化させたOne-to-Oneプログラムは、計測器でサドルにかかる圧力分布をデータ化し、サイクリスト一人ひとりに対してクッショニングをカスタマイズした、オーダーメイドのサドルです。
3Dプリント・テクノロジーによって実現したカスタムサドルは、様々なサイクリストに対応するスタンダードモデルとは異なり、計測したサイクリストの圧力分布を最適化するパーソナルなカスタマイズが施され、これまでのサドルとは設計思考がまったく異なるオンリーワンなサドルと言えます。

One-to-Oneについてはリリース時の記事もご覧ください。

ではOne-to-Oneプログラムの圧力マッピングデータの計測は、どのように行われるのでしょうか?
こちらのコンテンツではOne-to-Oneカスタムサドルに興味をお持ちのサイクリストに向けた、One-to-Oneプログラムの大まかな手順をまとめてみたいと思います。


One-to-Oneカスタムサドルで、最も重要な圧力マッピングデータの計測を正確に行うためには、予めご自身のバイク・ポジションが確立している必要があります。
長年スポーツバイクを楽しむベテランサイクリストの場合、ご自身のポジションがきっちりと再現できている状態か確認してください。バイクポジションがまだ固まっていないというライダーの場合は、事前にバイク・フィティング・サービスなどの施術を受け、最適なポジションに調整しておく必要があります。カスタムサドル取付後、ポジションが大きく変わると圧力分布もそれに伴い変化してしまい、カスタムサドルのスイートスポットと差異が生じ、最大の効果が発揮されません。ウェアやシューズなども、普段ご自身がライドの際によく使われている物をお持ちいただき計測することで、データの正確性が向上します。

One-to-One測定時にお持ち込みが必要な物
・カスタムサドルを取り付けるバイク
・普段バイクに乗車の際に着用されるウェアおよびシューズ
*上記以外に必要な物がないかOne-to-Oneディーラーに必ずお問い合わせください


現在ご使用のサドルでの計測

まずは現在使用中のサドルで、圧力マッピングデータの計測を行います。
これは現時点での圧力分布を計測し、問題となっている箇所を浮き彫りにし、より良い圧力分布とサポートが得られる形状のサドルを導き出します。計測をスタートする前に、サドルに関する簡単なアンケートに答えていただきます。この回答は結果に僅かながら影響を及ぼしますので、ご自身の主観で構いませんので必ずお答えください。

gebioMized® 社と共同開発の計測器

フィティング・サービスを展開するgebioMized® 社と共同開発した、非常に薄型のサドルカバーのような計測器には、64個ものセンサーが内蔵されており、静的なデータではなく、実際に走行中に変化する様々なポジションでペダリングした動的なデータを計測することが可能です。

圧力分布を可視化

ブラケットポジション、トップポジション、下ハンポジションの3パターンの計測を終えたら、サーバーにデータがアップロードされ、独自のアルゴリズムで導き出した圧力分布をヒートマップで可視化します。
さらに可視化された圧力分布を基に、fi’zi:kのベースとなるサドルラインナップの中からおすすめのモデルを検出します。
*ラインナップの中からおすすめのモデル以外を選ぶことも可能です。

fi’zi:kのテストサドルで再計測

One-to-Oneディーラーでは、ベースとなるfi’zi:kテストサドルを全種類ご用意しています。検出されたおすすめのサドル、もしくは予め決定されていたサドルに付け替えて再度計測を行います。

One-to-One LINEUP

・VENTO ARGO 140mm / 150mm
・TERRA ARGO 140mm / 150mm
・VENTO ANTARES 140mm / 150mm
・TEMPO ALIANTE 145mm / 155mm
・TRANSIRO AERIS LD 135mm
・TRANSIRO AERIS SD 135mm

テストサドルに付け替えて、再計測を行います。この時に計測したデータがカスタムサドル作成時に採用されるデータとなり、一人ひとり異なるパーソナルなクッショニングに調整されます。
*製品版では、すべてのサドルでR1 / R3の選択可

スムーズにプロセスを消化出来れば、ここまでの所要時間はおよそ30分程度です。ヒアリングなどの時間は含まれませんので、場合によっては多少前後するとお考えください。
計測したデータはOne-to-Oneディーラーが計測に使用しているアプリから直接イタリアへ送信され、オーダーを完了させます。

イタリアの専用ファクトリーで製造

fi’zi:kはOne-to-Oneに完璧に対応するために、ADAPTIVEのプロジェクトをスタートさせた時からのパートナーであるCarbon® 社製の、紫外線硬化樹脂を利用した3Dプリンターの最新バージョンを導入し、世界中からのオーダーに応えられる環境を作り上げました。

Carbon, Inc. TECHNOLOGY

パーソナライズドされたカスタマイズは、fi’zi:k独自の複雑なアルゴリズムによってデータ化されます。
それをシームレスかつオンデマンドに具現化するためには、紫外線硬化樹脂から複雑な構造物を出力する、デジタル・ライト・シンティシスと呼ばれるテクノロジーのパイオニアであるCarbon® 社の最新3Dプリンターが必要不可欠でした。

HAND MADE FINISH

fi’zi:kの専用ファクトリーには、2台の最新バージョンの3Dプリンターが導入され、世界中のサイクリストのカスタムサドルを製造する準備を整えました。
出力された3Dプリント・パディングは職人の手作業でベースシェルに貼り付け、丁寧に仕上げられていきます。
カスタムサドルはおよそ3週間~4週間程度でデリバリーされますが、長期休暇前後などはこの限りではありませんので、予めご了承ください。

One-to-Oneディーラーで取り付け&セッティング

イタリアからカスタムサドルが到着したら、いよいよ取り付けとセッティングです。
パーソナライズドされたカスタムサドルのスイートスポットに、圧力がかす箇所が重なるようにセッティングする必要があり、One-to-Oneディーラーでしっかりとセッティングを仕上げてもらいましょう。

One-to-Oneのもう一つの強み

従来のサドルとは一線を画す、ユニークな特徴と性能を備えるOne-to-Oneカスタムサドルのセッティングはスタンダードなサドルに対し、ややシビアな傾向にあります。
しかし、このセッティングのフェーズでも、圧力マッピングデータを可視化出来ることで、圧力分布の均一化が実現されたか確認しながらフィッティングを行うことが可能です。


ONE-TO-ONE DEALER LOCATOR

One-to-One正規ディーラーは、世界中を見渡しても24店舗しか存在しません。*2024年8月現在
その中でもアジア圏では僅か2店舗で、両店舗とも日本国内に存在します。

ATTENTION
One-to-Oneプログラムで必要な圧力マッピングデータの取得に、お時間をいただく場合がございます。
また事前に確認が必要な項目もございますのでOne-to-Oneプログラムをご希望の際は、事前にOne-to-Oneディーラーにお問い合わせいただきますようお願いいたします。



店舗限定製品
製品到着までお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
写真はサンプルを撮影したもので、スペックやカラーなど実際の製品と異なる場合があります。
色調はモニター画面と実物では多少差異がございます。あらかじめご了承ください。
表示価格は税込価格でシーズン途中で変更される場合もあります。最新情報はOne-to-One正規ディーラーでお確かめください。
DESIGN & EDIT: Hirofumi Fukuda

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