PIRELLIとワールドツアーチームMitchelton-SCOTTとのパートナーシップの締結を発表。

ツール・ド・フランスでMitchelton-SCOTTはPIRELLIタイヤを使用します。
2018年6月23日 F1グランプリが開催されるサーキットでPIRELLIとワールドツアーチーム Mitchelton-SCOTT cycling team（2018年6月26日現在 UCIワールドツアーランキング2位）との長期的な技術提携および、パートナーシップの締結が発表されました。これによりMitchelton-SCOTT所属の選手たちは2週間後にグラン・デ・パールを迎える、ツール・ド・フランスをはじめ、出場するレースにおいてPIRELLIタイヤを使用し戦います。これはPIRELLIがUCIのサイクリングカレンダーで主要レースに復帰することを意味します。記者会見に登場したMitchelton-SCOTT cycling teamのトップアスリートの1人であるサイモン・イェーツは、この契約を祝うために、新しいPIRELLIのチューブラータイヤを装着したTTバイクを駆り、全長5.8kmのサーキットを疾走しました。

この日ポールポジションのルイス・ハミルトン（英・メルセデス）とサイモン・イェーツ サイモン・イェーツはこの日を祝うため、TTバイクでのデモ走行をサーキットで行った
PIRELLIではモータースポーツで培った技術力や経験値が、サイクルロードレースに活かせると考えています。PIRELLIのプロサイクリングへの取り組みは、これまでのトップレベルのモーターレースサプライヤーと同様に、前例のないレベルの性能に到達するために、タイヤの共同開発を継続的に行うパートナーシップ契約をMitchelton-SCOTT cycling teamと締結いたしました。これまで数ヶ月間に、Mitchelton-SCOTT cycling teamとPIRELLIは技術的なフィードバックを絶えず交換し合い、レースや共同で行ったセッションでPIRELLIタイヤをトータル300,000kmテストしてきました。最も高性能で過酷な条件で生まれたタイヤは、PIRELLIの全ての製品と関連し、SmartNET™シリカ、ICS（Ideal Contour Shaping）タイヤトレッドプロファイル、FGD（Functional Groove Design）などの共通のテクノロジーは、ワールドツアーのレースに理想的な高効率なレベルの転がりと高いグリップを備えているほか、極端な状況下でライダーが新たなレベルの信頼とコントロールを可能にします。
Mitchelton-SCOTT cycling teamのパフォーマンスディレクターKevin Tabottaはこうコメントしています。
「サイクリストにとってタイヤは間違いなく最も重要な装備です。非常に小さい接地面にすべてを委ねます。我々はPIRELLIのタイヤ開発に本当に満足しています。PIRELLIは優秀なスタッフが選手とやりとりし、様々な方法で有意義なフィードバックを得ています。その結果、私たちは非常に高速で、グリップ力に長けた信じられないほど快適なタイヤにたどり着きました。」